みなさま、こんばんわ♪
きょうは冷たくて寒い雨の日でしたね。
体調など崩されていないでしょうか。
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「大阪、天下茶屋をぶらり旅。」
おさらい編はこちら♪
その1→ ♪♪♪
その2→ ♪♪♪
こうしてぶらり旅は続く。
産婦人科の帰り、「おっきくなってて良かったねー」なんて話しながら。
来るときはちんちん電車に乗ってきたけど、なんとなく
「歩いてかえろうか?」となりました。
てくてくてく…てくてく。
ふたりでこんな風に歩くのも久しぶり。
ぽつりぽつりとしゃべりながら、てくてく…
「ぶらり旅。」
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こうしてたくさん歩いて、立ち寄ったCAFE。
天下茶屋の下町にひっそりたたずむカフェ。

もう、見た瞬間、胸がドキドキ。
かわいいもの、素敵なおうち、素敵なカフェ。
そんな素敵なものに出会ったとき、無条件に胸が高鳴ります!

まるで森の中に迷いこんだような…そんな錯覚を起こさせる、そんな素敵なカフェ。
あふれる緑の中に、黄色い看板。
これってすごく良い。

そんな素敵な場所。
名前は「マロニエ」
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森の中のような緑、茶色の建物。そしてその中に無機質な銀色。
これってすごく良い!

森のコテージに入っていけるような、素敵なドア。
取っ手が流木、それがまた素敵。
このドアを見るだけで、気持ちが「ふわり」と軽くなって、楽しくなる。

そのドアを通ると、続くのは森の小道。
この小道を通ると、またドキドキ。
小さなドアを「カラン、カラン…。」と開けます。
そうすると、かっこよくヒゲをのばしたマスターと、優しそうなお母さん。
「いらっしゃい。」
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ニコッとほほえむお母さんと、マスターの渋い声。
小さな店に広がる、コーヒーの良い香り。
入った瞬間、
「このお店はきっと良い店!」と確信しました。

お店に入ると、好きなところに座る。
わたしたちが選んだのは、緑がたくさん見える小さなカウンター。
カウンターテーブルの上にはセンスよく並べられた、季節の木の実やまつぼっくり。
さりげなく置かれている焼き物。
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わたしたちが座ったカウンターテーブル。
使いこまれたテーブルの歴史。
傷だらけ、それが素敵。
この色がすごく良い。
今まで何人のお客さんたちがこのテーブルに座って、私と同じように思って
「じーん…」と感動したことだろう。
そう思うと、もっともっとドキドキしてきたのです。

カウンターの前に置かれているのは
レトロなガラス瓶に入れられた、2色の角砂糖。
ガラス瓶の下にしかれた、白いコースター。
お客さんたちを目で楽しませてあげたい、そんなマスターとお母さんの心遣い。
そんな優しい空間に、心がどんどん「ふわり」と軽くなってゆきます。

置いてある本も一味違います。
「トトロの住む家。」
このカフェになんとも自然に馴染む本なのでしょう。
きっとこのカフェは、目をこらして探してみると、まっくろくろすけが出てくるのかもしれませんね。
そんな素敵なカフェでした^^
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そうして楽しんでいるうちに
優しそうな笑顔で「お待たせ。」と言って頼んだものをそーっと運んできてくれました。
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確かにふつうのカフェより、待ち時間が少し長かったのです。
わたしたちの座っているカウンターの真後ろがキッチンでした。
わたしたちが待っている間、真後ろでたくさんの音があふれていました。
「トントン…ジューッ…シュワシュワ…コンコン…」
丁寧に丁寧に、いちから愛情をこめて、きちんと作ってくれていた、
そんな感じから後ろから伝わったのです。
「お待たせ。」
その言葉には、うわべだけでなく、愛情が込められたそんな素敵な言葉だった。

丁寧に味付けされた自家製ベーコン。
お母さんの優しいレシピ、りんごのゼリー。
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最近食べたもので、いちばんおいしかったような、そんな気がします。
わたしたちはとても楽しみました。
ただただ、食を楽しむのではなくて
空間、時間、その人柄を表すような優しいサンドイッチ。
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そして、「カラン、カラン…」とドアを開けて帰るときには
なんともいえない幸せな気持ち。
心が満たされたそんな気持ちで帰り道を歩くことができる。
きっとそれが「素敵なカフェ。」なんだろうな。
それってすごく良い。
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こうして「ぶらり旅。」を終えて那緒ちゃんと家路についたのです。
その続きはまた次回。
Have a nice day!
Marine
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